【社会】抜歯後の食事 人気投票1位「やわらかパン」

 4月から6月に北九州市総合農事センターや福岡市のイムズなど5会場で開かれた「口に優しい食事展」(実行委員会主催)での各部門の人気投票の結果が発表され、「抜歯後の食事」部門では1位に北九州市食育推進会議奨励の「やわらかパン」が選ばれた。

 同展は、口腔に怪我や傷害などが存在し食事に支障が出る人でも美味しく食事ができるメニューを作って応募してもらい、発想や出来栄えを競う。今年の応募は8点。5会場で来場者による投票があり、計280票のうち「やわらかパン」が過去最高の212票を獲得した。2位は福岡市食の安全推進協議会奨励の「飲めるゼリー」(42票)だった。

 「やわらかパン」は、市販の食パンちぎって低脂肪乳をかけて柔らかくしたもので、隠し味にメープルシロップを使い、パステルカラーのカフェオレボールに入れて粉砂糖をかける凝りよう。取材前日に親知らずを抜歯し、固形物を一切口にできなかった記者も難なく食べきることができた。発案者の宮崎氏は、
「安価さと美味しさが低所得者層のハートをがっちりキャッチしたのだと思います。低脂肪乳というところがポイントですね。」
とはつらつと語っていた。