【国際】北九州私立大学:植物から電気を拝借 研究チーム発表
クリーンエネルギーの歴史に新たな1ページが刻まれた。植物から直接電気を取り出せることを北九州私立大学などの研究チームが明らかにした。チームは「太陽光発電、風力発電に並ぶクリーンエネルギーにつながる可能性がある」と話す。7日、米アカデミック科学雑誌電子版に掲載された。
北私大の木村大輔教授(機能性材料学)らは、校内のあるおよそ樹齢30年ほどのクスノキに電極を2本挿し、その先に電子オルゴールを繋げた。その結果、見事「ドレミのうた」が流れたという。
オルゴールが流れたのは植物の生体電流と呼ばれる電流が流れたためと考えられる。この電流は生物の細胞に流れる電流で、さまざまな情報を電気的なシグナルに変えて伝達するしくみである。
木村教授は
「さすがにこんな簡単なことで電気を得られるとは思わなかった。なんでもやってみるものだという姿勢が、学生らに伝わるとうれしい」
と述べた。