【社会】郵政、初めての夏

 郵政は民営化後初となる夏のはがき売り上げに相当力を入れているが、果たしてその効果はいかほどなのか―

 今月2日に暑中見舞いはがき「かもめーる」が全国一斉発売された。年末年始に次ぐかきいれどきに各支店では様々な工夫がなされたようだ。北九州市の小倉駅後郵便局では、盛大な発売セレモニーがあった。
 発売を記念し、地元の園児かき集めた913人が童謡「ちょいとお待ちよ、郵便屋さん」を合唱。近くを歩いていた高校の生徒4人に、「民営化」・「赤字」などをお題として即興で作ったコントを披露させた。

 はがきは、朝顔や海などを添えた4種と無地の計5種。地球環境への取り組みをアピールするため通常のはがきより厚さが1/10の「あつくない葉書」も販売。また、配達員や窓口の社員の教育も徹底改善。マイナスイオンの出る笑顔の訓練を休日返上で毎日18時間も受けさせ、爽やかさを売りにするなど血の滲むような努力をした。

 しかしながら、売上は昨年より約250万枚少ない結果となったようだ。小倉後郵便局の社員は「そもそもマイナスイオンは最初から無理だと思った。その時間を仕事に当てたい」と疲労の滲んだ声でコメントを残し、訓練に戻って行った。

 小倉後郵便局窓口に設けられた、かもめーるの販売コーナーは今月日31日まで。