【特集】不明女性の遺体発見 殺害後バラバラに切断か
12日午後、福岡県北九州市小倉北区のマンションで、下の階から異臭がするとの通報があり、警察官が駆けつけたところ、切断された女性の遺体が見つかった。遺体の発見された部屋の住民は1ヶ月前から行方がわからなくなっており、この遺体が不明女性であるとみて詳しい捜査を進めている。12日午後11時15分ごろ、福岡県北九州市小倉北区三萩野2丁目のマンションに住む無職北村功治さん(36)から警視庁小倉署に「下の階から異臭がする」との通報があった。同署で調べたところ、401号室から、バラバラに切断された女性の遺体が発見された。遺体は着衣がなく、十数個に切断されたうえ、ビニール袋3袋に分けて入れられていた。
401号室には飯島清香さん(25)が住んでおり、1ヶ月前から行方がわからなくなっていることから、同庁捜査1課は、この遺体が飯島さんのものである可能性が高いとみて、殺人、死体損壊容疑で調べている。また、切断された遺体には、右手がひとつ多く、この事件で複数の人物が殺害されている可能性が高い。捜査1課によると、飯島さんは自宅で一人で暮らしていた。
近所の主婦(34)は先月5日ごろ、帰宅しようとしていた清香さんと話をしたが、その後清香さんと出会うことはなく、「旅行に出かけているのだろう」と思っていたという。その後、今月13日午後11時ごろになって、北村さんが下の階から異臭がすることに気づき、通報したところ、部屋のクローゼットと風呂場に口が開いたまま置かれていたビニール袋が発見された。
検視結果によると、死後の経過時間は1ヶ月程度であるという。頭部や手足に切り傷や殴られたような跡があったため、同課で死因を調べている。
現場は、国道10号から路地を数十メートル入った住宅街の一角。近くに住む男性(44)の話では、清香さんは道端で会うと先にあいさつをしてくる礼儀正しい人物だったという。この男性は「(清香さんは)いつもニコニコしているかわいい子だったのに......」と声を詰まらせた。また、清香さんの高校の頃の知人(27)は「こういう残忍な事件とは程遠い、もの静かなタイプ。こんなことに巻き込まれるなんて」と驚いた様子で話した。